豆知識・FAQ
豆知識 第3講粉粒体のハンドリング技術とは
粉粒体は固体でありながら流体の性質を示すため、さまざまな工程の原料・中間製品・最終製品としてハンドリングされる際に、流体としての性質に見に合った設備・装置が必要になります。
また一方で、粉粒体特有の複雑な挙動は、粉粒体をハンドリングする工程に於いてはさまざまなトラブルの原因になります。このため、トラブルを発生させない技術(操業技術)も粉粒体ハンドリング技術として重要になります。
01さまざまな粉粒体ハンドリング技術
粉粒体ハンドリング技術には、その単位操作として粉砕・分級・混合・造粒・集塵などがあります。更に、これらの単位操作間をつなぐ貯蔵・輸送・供給があります。粉粒体の物性・状態を正確に把握するための分析・評価技術も重要です。これら技術が存在して初めて粉粒体プラントが完成するのです。
02粉粒体ハンドリング技術としての「操業技術」
粉粒体ハンドリング技術の中で見逃されやすい項目に「操業技術」があります。
粉粒体のハンドリング技術には、実際に設備・装置を長期に運転しなければわからない技術があります。その中でもトラブル防止・対策技術は多くの操業実績から得られる重要で貴重な技術です。
設備・装置を建設・製作するだけのメーカーでは持っていない「操業技術」を含めた粉粒体ハンドリング技術を有するエンジニアリング会社が、粉粒体プラントの建設においては特に必要となります。
デンカエンジニアリングの粉粒体ハンドリング技術は、数多くの設備・装置設計の実績とデンカ株式会社での操業実績を基に、あらゆるニーズに応え、お客様より高い評価を受けております。
粉粒体に関するお困り事がございましたら是非デンカエンジニアリングにご相談ください。